東日本大震災から1年!
2012-03-11
心に残る言葉!
「こころ」はだれにも見えないけれど「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど「思いやり」はだれにでも見える。
震災後ACジャパンのテレビ CMで頻繁に流れていた言葉です。皆さんも耳にされていると思います。
これは、宮澤章二著:【行為の意味】という詩の一部分です。
すべての人が持っているやさしい気持ちが、たくさんのあたたかい行為となって世の中に生まれてほしいと願っての広告だそうです。
全文を紹介します。
■ 行為の意味 宮澤章二
—- あなたの <こころ> はどんな形ですかと ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも <こころ> は見えないけれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに <こころ> はだれにも見えない けれど <こころづかい> は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから 同じように胸の中の <思い> は見えない
けれど <思いやり> はだれにでも見える それも人に対する積極的な行為だから
あたたかい心が あたたかい行為になり やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心> も <思い> も 初めて美しく生きる
—- それは 人が人として生きることだ
あたたかいこころも、やさしい思いも、おこないになって、はじめて見える。
その気持ちをカタチに。
東日本大震災から1年。今一度、被災地の声に耳を傾け、支援のために何ができるのかを改めて考えたいと思います。